木材は乾燥状態であれば1,000年間強度が増加し、軽くて圧縮や曲げに強いので建築材料として優れた特徴を持っています。
しかし、木材の最大の弱点は「腐れ」と「シロアリの被害」です。腐れは雨漏り、雨仕舞い、基礎構造で乾燥を保つ等、建築家で防ぐことが出来ますが、シロアリ防除は防除業者の仕事であると建築関係者は任せていました。
そんな中、最近増加している高気密・計画換気住宅では被害が出てから駆除をするとことは難しくなってきています。 建築関係者も正しい知識で責任を持ち、シロアリ対策をする時代になりました。
「人と環境にやさしいシロアリ防除を目指す会」では、一番重要なことはまず「シロアリ被害を受けない構造にする」ことだと考えています。
私達は住んでいる方に責任が持てる家作りをした上で、健康・環境共生をシロアリ対策から見て一緒に学んでいこうとする建築関係者の集まりです。 |